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【2026年版】ノートPCをケーブル1本でつなぐThunderbolt 5/Thunderbolt 4ドッキングステーションの選び方|CalDigit・Anker・OWC・ELECOM 4製品を比較

ノートPCにケーブル1本をつなぐだけで、映像出力・給電・周辺機器の接続をまとめて使えるのがThunderbolt 5/Thunderbolt 4ドッキングステーションです。ただし同じドックでも、接続するパソコンがMacかWindowsかで、映像出力の上限が変わる製品があります。この記事では、CalDigit TS5、Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, 8K, Thunderbolt 5)、OWC Thunderbolt 5 Dock、ELECOM DST-W13の4製品を取り上げ、接続規格・給電W数・映像出力・ポート構成・価格を比較します。

💡 先に結論
  • CalDigit TS5・Anker・OWCの3製品はThunderbolt 5対応で、いずれもノートPCへの給電は最大140Wです
  • 映像出力の上限は、同じドックでもMacとWindowsで異なります。接続するパソコンの条件を確認してから選びます
  • ELECOM DST-W13はThunderbolt 4対応で、最大96W給電・最大4画面出力(最大8K/30Hz)に対応します

ドッキングステーションを選ぶときに確認すること

ドックの映像出力の上限は、接続するパソコンがMacかWindowsか、さらにチップの世代によっても変わります。購入前に、自分が使うノートPCでの条件を確認してください。

ノートPCへの給電W数も製品によって異なります。今回取り上げる4製品のうち、CalDigit TS5・Anker・OWCの3製品は最大140Wの給電に対応しますが、140Wで充電するにはノートPC側がUSB Power Delivery 3.1に対応している必要がある製品もあります(Ankerの注記)。ELECOM DST-W13はThunderbolt 4対応で、給電は最大96Wです。

4製品の比較表

接続規格・給電・ポート構成・価格を次の表にまとめました。映像出力はMacとWindowsで条件が異なるため、表では要点のみとし、詳しい条件は表の下で説明します。

製品名 接続規格 ノートPCへの給電 映像出力 主なポート構成 付属品 価格
CalDigit TS5 Thunderbolt 5 最大140W Mac/Windowsで条件が異なる Thunderbolt 5ホスト×1、TB5×3、USB-C×3、USB-A×2、SD・microSD、2.5GbE(合計15ポート) 電源アダプター(240W)×1 ¥72,600(税込、2026年10月3日時点の公式ストア価格)
Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, 8K, Thunderbolt 5) Thunderbolt 5 最大140W(PD3.1対応PCが条件) Mac/Windowsで条件が異なる TB5アップストリーム×1、TB5ダウンストリーム×2、USB-C×2、USB-A×3、HDMI 2.1、DisplayPort 2.1、2.5GbE、SD・microSD Thunderbolt 5ケーブル(1.0m、140W、120Gbps) ¥49,990(税込、2026年10月3日時点の公式ストア価格)
OWC Thunderbolt 5 Dock Thunderbolt 5 最大140W Mac/Windowsで条件が異なる TB5(PC接続用)×1、TB5(機器接続用)×3、USB 3.2 TypeA×3、RJ-45、SD・microSD、オーディオコンボ ACアダプター(+21V/8.58A) 54,450円(税込、想定販売価格、発売時)
ELECOM DST-W13 Thunderbolt 4(USB4 Version 1) 最大96W 最大4画面(最大8K/30Hz) TB4アップストリーム×1、TB4ダウンストリーム×1、USB-C×1、USB-A×4、HDMI×1、DisplayPort×2、2.5GbE、SD・microSD(計14ポート) 専用ACアダプター×1、Thunderbolt 4ケーブル(約72cm)×1 本記事では扱わない

映像出力はMacとWindowsで条件が異なります

CalDigit TS5は、Macでこれらの解像度に対応するモデルで最大デュアル4K240Hzディスプレイに対応し、対応するWindows Thunderbolt 5 PCでは最大トリプル4K144Hzディスプレイに対応します。TS5の機能を最大限に使うには、Thunderbolt 5またはUSB4 v2対応のホストコンピュータと組み合わせることが推奨されています。

Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, 8K, Thunderbolt 5)は、Windows PCでは最大8K、macOS対応PCでは最大6Kの高画質出力に対応します。ただしIntelプロセッサを搭載したMacBookには対応していません。M1・M2・M3チップ搭載のMacBookは、最大4Kで1画面の外部ディスプレイ出力のみに対応します。WindowsノートPCでUSB-CポートのDP Altモードを使って接続する場合も、外部モニターは1台のみの対応です。HDMIポートとDisplayPortは併用できず、Thunderbolt 3を使うWindowsノートPCにも対応していません。また、前面のUSB-Cポートは充電とデータ転送には対応するものの、映像出力には対応しません。

OWC Thunderbolt 5 Dockは、Windowsでは最大3台の8Kディスプレイ、Macではデュアル6Kディスプレイに対応します。

ELECOM DST-W13は、Thunderbolt 4ポート・HDMIポート・DisplayPort×2の計4ポートから最大4画面への同時出力に対応し、最大解像度は8K/30Hzです。接続する機器の入力信号がDisplayPort 1.2対応の場合、対応解像度は最大4K(3840×2160)/30Hzになります。MacとWindowsでの条件分けは、確認できた仕様ページに記載がありません。

各製品の仕様

CalDigit TS5|Thunderbolt 5ホスト1個を含む合計15ポート

CalDigit TS5は、Thunderbolt 5ホストポート(最大120Gb/s)1個、Thunderbolt 5ポート(80Gb/s)3個、USB-C(10Gb/s)3個、USB-A(10Gb/s)1個、USB-A(480MB/s)1個、SD 4.0(UHS-II)1個、microSD 4.0(UHS-II)1個、2.5ギガビットイーサネットを備え、合計15個のポートで構成されます。Thunderbolt 5/USB4ホストポートは最大140Wの電力を供給し、付属の電源アダプターは240Wです。価格は¥72,600(税込、2026年10月3日時点の公式ストア価格)となっています。

上位モデルのCalDigit TS5 Plusについては、Thunderbolt 5対応デバイスまとめで紹介しています。

CalDigit TS5

Thunderbolt 5ホスト1個を含む合計15ポート。ホストポートは最大140W給電、付属の電源アダプターは240Wです。¥72,600(税込、2026年10月3日時点の公式ストア価格)。

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Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, 8K, Thunderbolt 5)|14-in-1構成でノートPCへ最大140W給電

型番A83B51A1(グレー)のAnker Prime ドッキングステーション (14-in-1, 8K, Thunderbolt 5)は、Thunderbolt 5アップストリームポート(最大140W、120Gbps)を含む14-in-1構成です。ポート構成は、前面にUSB-C×2(最大45W、10Gbps)・USB-A×1(最大7.5W、10Gbps)・オーディオ×1、背面にThunderbolt 5アップストリーム×1(最大140W、120Gbps)・Thunderbolt 5ダウンストリーム×2(最大15W、80Gbps)・USB-A×2・HDMI 2.1×1・DisplayPort 2.1×1・2.5Gbpsイーサネット×1、側面にSDカード・microSDカードスロット各1です。最大140Wで充電するには、ノートPCがUSB Power Delivery 3.1に対応している必要があります。付属品はThunderbolt 5ケーブル(1.0m、140W、120Gbps)で、発売は2025年5月、価格は¥49,990(税込、2026年10月3日時点の公式ストア価格)です。

Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, 8K, Thunderbolt 5)

Thunderbolt 5アップストリーム最大140W給電の14-in-1ドック。Thunderbolt 5ケーブル(1.0m)付属。¥49,990(税込、2026年10月3日時点の公式ストア価格)。

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OWC Thunderbolt 5 Dock|Thunderbolt 5を4ポート備える構成

OWC Thunderbolt 5 Dock(型番AMU-OWCTB5DOCK11P、日本正規代理店アミュレット扱い)は、Thunderbolt 5(PC接続用)1ポート、Thunderbolt 5(Thunderbolt/USB機器接続用)3ポート、USB 3.2 Type-A(10Gb/s)2ポート、USB 3.2 Type-A(5Gb/s)1ポート、RJ-45 1ポート、microSDカードスロット1、SDカードスロット1、3.5mmオーディオコンボジャックで構成されます。Thunderbolt 5は80Gbps(双方向)/120Gbps(ディスプレイ帯域)に対応し、最大140Wのホスト給電に対応します。付属のACアダプターは+21V/8.58Aです。2025年8月7日にAmazon.co.jp OWC直営公式ストアで日本国内販売を開始しており、想定販売価格は54,450円(税込)となっています。

OWC Thunderbolt 5 Dock

Thunderbolt 5ポートを4つ備え、最大140Wのホスト給電に対応します。54,450円(税込、想定販売価格、発売時)。

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ELECOM DST-W13|Thunderbolt 4対応で最大4画面出力

ELECOM DST-W13は、Intel Thunderbolt 4を含む14ポート構成で、Thunderbolt 4アップストリーム×1、Thunderbolt 4ダウンストリーム×1、USB Type-C×1、USB-A×2、USB-A×2、HDMIポート、DisplayPort×2、LANポート(2.5Gbps)、SDカードスロット×1、microSDカードスロット×1を備えます。最大40Gbps(理論値)のUSB 40Gbps(USB4 Version 1)に対応し、Thunderbolt 4ケーブルが付属して最大96W給電でノートPCへの高速充電ができます。周辺機器用のUSB Type-Cポートは、USB Power Delivery 30Wでの出力に対応します。Thunderbolt 4ポート・HDMIポート・DisplayPort×2の計4ポートから最大4画面への同時出力が可能で、最大8K/30Hzの映像出力に対応します。接続機器の入力信号がDisplayPort 1.2対応の場合、対応解像度は最大4K(3840×2160)/30Hzです。付属品は専用ACアダプター×1、Thunderbolt 4ケーブル×1(長さ約72cm、プラグ含まず)で、保証期間は1年間です。なお、価格は本記事では扱いません。

ELECOM DST-W13

Thunderbolt 4対応で最大96W給電、最大4画面(最大8K/30Hz)出力に対応する14ポート構成のドッキングステーションです。

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まとめ

Thunderbolt 5対応のCalDigit TS5・Anker・OWCは、いずれもノートPCへ最大140Wを給電できますが、映像出力の上限はMacとWindowsで異なり、Ankerはチップの世代によっても条件が変わります。Thunderbolt 4対応のELECOM DST-W13は、最大96W給電と最大4画面出力(最大8K/30Hz)に対応します。自分が使うパソコンでの映像出力条件を確認してから選んでください。Thunderbolt 4とUSB4の違いはUSB4とThunderbolt 4の比較記事、Thunderbolt 5対応デバイス全般はThunderbolt 5対応デバイスまとめ、USB-Cハブ選びの基本はUSB-Cハブの選び方ガイド、Macでの外部ディスプレイ接続台数の考え方はMacの外部モニター接続台数ガイドで確認できます。

出典

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USB-C.jp 編集部
USB-C規格、USB Power Delivery充電、Thunderbolt、DisplayPort Alt Mode等の専門検証チーム。実機検証に基づき、失敗しない選び方を発信しています。
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