スマホ用のUSB-C外部マイクには、マイク自体の充電が不要でUSB-Cポートに挿すだけで使える直挿し型と、内蔵バッテリーで動くワイヤレス型があります。直挿し型はRODE VideoMic Me-C+とShure MV88 USB-Cで、いずれもペアリングや充電なしでそのまま使えます。ワイヤレス型のDJI Mic 2は、送信機・受信機とも内蔵バッテリーを搭載しており、使う前に充電が必要な製品です。
- 直挿し型:RODE VideoMic Me-C+、Shure MV88 USB-Cはマイク自体の充電が不要でUSB-Cポートに挿すだけ
- ワイヤレス型:DJI Mic 2は送信機・受信機とも内蔵バッテリーで動き、充電が必要
- 無印のRODE VideoMic Me-Cは公式にAndroid OS 10以降のみ対応(iOSの記載なし)
直挿し型:USB-Cポートにそのまま挿して使うマイク
直挿し型は、スマホのUSB-Cポートに挿すだけで使えるマイクです。RODE VideoMic Me-C+とShure MV88 USB-Cが該当し、どちらもマイク自体の充電やペアリングを必要としません。
RODE VideoMic Me-C+ — Android・iOSのUSB-C端末向け
RODE VideoMic Me-C+は、USB-CポートのあるAndroidおよびiOSモバイル端末向けに設計されています。プラグ&プレイのシンプルな操作で、バッテリーを必要としません。
RODE VideoMic Me-C+
USB-CポートのあるAndroid・iOSモバイル端末向けに設計されたマイクです。バッテリー不要で、ポートに挿すだけで使えます。
Shure MV88 USB-C — Android・iOSの「ほとんど」の機器に対応
Shure MV88 USB-Cは、USB-Cコネクタを備えたデバイスでの使用を前提とした製品です。Android/iOSモバイル端末やWindows/Macコンピューターの「ほとんど」で動作し、USB-Cポートに接続すればペアリングや充電なしで即座に使えます。
Shure MV88+ Video Kitは、AppleデバイスにはLightningコネクタで直接接続する製品です。USB-Cは「一部の追加デバイス」向けという位置づけにとどまります。USB-Cのスマホで使うマイクを探しているなら、対象はMV88+ではなくShure MV88 USB-Cになります。
Shure MV88 USB-C
USB-Cコネクタを備えたデバイス向けのマイクです。Android/iOSモバイル端末やWindows/Macコンピューターの「ほとんど」で、ペアリングや充電なしで使えます。
ワイヤレス型:内蔵バッテリーで動くDJI Mic 2
DJI Mic 2は、送信機(トランスミッター)・受信機(レシーバー)とも内蔵のLi-ionバッテリー(容量360mAh、1.39Wh)を搭載しています。動作時間はそれぞれ6時間で、充電ケースを使うと最大18時間まで延長できます。
| 項目 | DJI Mic 2 |
|---|---|
| バッテリー | Li-ion 360mAh(1.39Wh)/内蔵 |
| 動作時間 | 各6時間、充電ケース使用で最大18時間 |
| 伝送距離 | 250m(FCC)/160m(CE) |
| 送信機の重量 | 28g |
| 出力 | USB-C/Lightning/3.5mm TRS |
音声の伝送距離は、障害物や電波干渉のない環境でFCC規格の地域が250m、CE規格の地域が160mです。送信機の重量は28g。出力はUSB-CとLightning経由のデジタル出力に加え、3.5mm TRSケーブルによるアナログ出力にも対応しています。
充電ケースには、USB-CアダプターとLightningアダプターの両方が収納されています。レシーバーをスマホに接続した状態で、レシーバーのUSB-Cポートに充電ケーブルをつなぐと、スマホとレシーバーの両方を同時に充電できます。
DJI Mic 2
送信機・受信機とも内蔵バッテリーで動くワイヤレスマイクです。動作時間は各6時間、充電ケース使用で最大18時間、伝送距離は250m(FCC)/160m(CE)です。
無印のRODE VideoMic Me-Cとの違いに注意
RODEには型番の似た製品が2つあります。無印のRODE VideoMic Me-Cは、USB-C入力を備えたモバイル端末向けに設計されています。公式に対応OSとして案内されているのはAndroid OS 10以降のみで、iOS対応の記載はありません。一方、Me-C+はUSB-CポートのあるAndroidおよびiOSモバイル端末向けに設計されています。iPhoneなどiOS端末のUSB-Cモデルで使うなら、無印のMe-CではなくMe-C+を選んでください。
撮影用途でUSB-C機器をあわせて使う場合は、iPhoneのProResを外付けSSDに記録する条件も参考にしてください。Android端末でUSB-C接続の高音質出力を検討している場合は、AndroidのUSB-C DACガイドもあわせてご覧ください。
まとめ:マイク自体の充電が不要なら直挿し型、長時間の運用ならワイヤレス型
USB-Cのスマホで手軽にマイクを使いたいなら、マイク自体の充電が不要なRODE VideoMic Me-C+またはShure MV88 USB-Cが選択肢です。スマホから離れて動きたい撮影や長めの収録には、内蔵バッテリーで動くDJI Mic 2が向いています。DJI Mic 2は動作時間が各6時間、充電ケース使用で最大18時間です。
出典
- DJI Mic 2 – 仕様 – DJI公式
- DJI Mic 2 – DJI公式
- VideoMic Me-C – RODE公式
- VideoMic Me-C Plus – RODE公式
- MV88+ Video Kit – Shure公式
- MV88 USB-C – Shure公式