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AQUOS R11・sense10・wish6のUSB-C仕様比較【DisplayPort出力・給電W数・イヤホンジャックの違い】

AQUOS R11とAQUOS sense10は、USB規格がUSB 3.2 Gen1で、DisplayPort v1.4の映像出力にも対応しており、給電W数は36Wです。一方のAQUOS wish6は、USB2.0でDisplayPortには非対応ですが、代わりに3.5mmイヤホンジャックを搭載し、給電W数は27Wとなっています。テレビやモニターに映像出力したい人と、有線イヤホンを使いたい人とでは、選ぶべき機種が変わってきます。ここではAQUOS R11・sense10・wish6のUSB-C仕様を、USB規格・DisplayPort・給電W数・USB PD Revision・充電時間・ワイヤレス充電・3.5mmイヤホンジャックの7項目で比較します。

💡 先に結論
  1. テレビ・モニターに映像出力したいなら、DisplayPort v1.4対応のAQUOS R11かAQUOS sense10を選ぶ
  2. 有線イヤホンを直接挿したいなら、3.5mmイヤホンジャック搭載のAQUOS wish6を選ぶ
  3. 給電W数はR11・sense10が36W、wish6が27W。3機種ともUSB Power Delivery Revision3.0に対応

シャープのAQUOSシリーズには、このほかにAQUOS R10・AQUOS R9 pro・AQUOS sense9・AQUOS wish5もラインアップされています。ここで取り上げるのは、各シリーズの最新機種にあたるAQUOS R11・AQUOS sense10・AQUOS wish6です。

AQUOS R11・sense10・wish6 USB-C仕様比較表

項目 AQUOS R11 AQUOS sense10 AQUOS wish6
USB規格 USB Type-C/USB3.2 Gen1 USB Type-C/USB3.2 Gen1 USB Type-C/USB2.0 High Speed
DisplayPort映像出力 対応(DisplayPort v1.4) 対応(DisplayPort v1.4) 非対応(仕様表で「-」表記)
給電W数 36W 36W 27W
USB PD Revision USB Power delivery Revision3.0 USB Power delivery Revision3.0 USB Power delivery Revision3.0
PPS 仕様表に記載なし 仕様表に記載なし 仕様表に記載なし
充電時間 約90分(ACアダプタ08)/約85分(ACアダプタ09M) 約90分(ACアダプタ08)/約85分(ACアダプタ09M) 本記事では扱わない(条件となる充電器が不明のため)
ワイヤレス充電(Qi) 非対応(docomo版仕様表で「-」表記) 非対応(docomo版仕様表で「-」表記) 仕様表に記載なし
3.5mmイヤホンジャック 非搭載(仕様表で「ー」表記) 非搭載(仕様表で「ー」表記) 搭載(イヤホンマイク端子3.5φ)

USB規格とDisplayPort映像出力

USB規格を見ると、AQUOS R11とAQUOS sense10はどちらもUSB Type-C/USB3.2 Gen1です。これに対しAQUOS wish6はUSB Type-C/USB2.0 High Speedで、R11・sense10とは転送速度の規格が異なります。

DisplayPortの映像出力は、AQUOS R11とAQUOS sense10がDisplayPort v1.4に対応しています。AQUOS sense10は、DisplayPort alternate mode対応のType-C HDMI変換アダプタを使う接続方法です。AQUOS wish6のDisplayPort欄は「-」で、非対応の機種です。テレビやモニターへの映像出力を考えている場合は、AQUOS R11かAQUOS sense10を選ぶ必要があります。接続に使うケーブルやアダプタの選び方はUSB-C外部モニター出力ガイドで解説しています。

給電W数・USB PD Revision・充電時間

給電W数は、AQUOS R11とAQUOS sense10が36W、AQUOS wish6が27Wです。3機種とも急速充電規格は「USB Power delivery Revision3.0」に対応しています。

充電時間は、AQUOS R11・AQUOS sense10ともに、ACアダプタ08使用時で約90分、ACアダプタ09M使用時で約85分です。AQUOS wish6の充電時間は、条件となる充電器が分からないため、ここでは扱いません。手持ちの充電器で何W出せるかを確認したい場合はUSB-C急速充電器の選び方ガイドを参考にしてください。

PPS(Programmable Power Supply)はどうでしょうか。3機種いずれの仕様表にも「USB Power delivery Revision3.0」というRevision番号は明記されていますが、「PPS」という文字列自体は見当たりません。あくまで仕様表に記載がないというだけであり、対応・非対応のどちらかを断定できる状態ではない点に注意してください。

ワイヤレス充電(Qi)

ワイヤレス充電(Qi)については、AQUOS R11とAQUOS sense10はdocomo版の仕様表で「ワイヤレス充電(Qi) -」と表記されており、非対応です。AQUOS wish6は仕様表にワイヤレス充電の項目自体が記載されていません。ワイヤレス充電を使いたい場合、3機種いずれも対応を前提にしないほうが安全でしょう。

3.5mmイヤホンジャック

3.5mmイヤホンジャックを搭載しているのは、3機種の中でAQUOS wish6だけです。表記は「イヤホンマイク端子(3.5φ)」となっています。一方、AQUOS R11とAQUOS sense10のイヤホンジャック欄は「ー」で、非搭載です。有線イヤホンを直接挿して使いたいなら、AQUOS wish6を選ぶか、AQUOS R11・sense10ではUSB-C接続のDACを別途用意する必要があります。USB-C接続のDAC選びはAndroidのUSB-CでハイレゾDACを使うガイドで比較しています。

用途別の選び方

  • テレビ・モニターに映像出力したい:DisplayPort v1.4に対応するAQUOS R11かAQUOS sense10を選びます。
  • 有線イヤホンを3.5mmジャックで使いたい:3.5mmイヤホンジャックを搭載するAQUOS wish6を選びます。
  • USB Type-Cの転送速度を重視したい:USB3.2 Gen1対応のAQUOS R11かAQUOS sense10を選びます。AQUOS wish6はUSB2.0 High Speedです。
  • 給電W数を確認したい:AQUOS R11・AQUOS sense10は36W、AQUOS wish6は27Wです。対応するケーブル選びはUSB-Cケーブルの選び方マニュアルを参考にしてください。

まとめ

USB3.2 Gen1・DisplayPort v1.4対応・給電36Wという共通のUSB-C仕様を持つのが、AQUOS R11とAQUOS sense10です。対するAQUOS wish6はUSB2.0でDisplayPortに非対応な分、3.5mmイヤホンジャックを備え、給電W数は27Wとなっています。映像出力を重視するか、有線イヤホンの利便性を重視するかで、選ぶべき機種が分かれてくるはずです。

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USB-C.jp 編集部
USB-C規格、USB Power Delivery充電、Thunderbolt、DisplayPort Alt Mode等の専門検証チーム。実機検証に基づき、失敗しない選び方を発信しています。
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